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『伊集院光のANN』感想

オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』の中の、33年ぶりの復活という伊集院光オールナイトニッポン(ANN)』をラジコ・プレミアムで聞いた。

 僕は33年前にはまだ伊集院さんのラジオを知らなくて、『ANN』の次のOH!デカナイトの時代からのファンだ。OH!デカナイトのダイジェスト版の『チャオチャオ・ビッグカンパニー』という番組が静岡県の地方局でも流れていたので、そこから入った。1992年頃。中学生の時。

 当時の伊集院さんは、今みたいにTVに頻繁に出るような存在ではなく、僕は伊集院さんの見た目をまったく知らない状態でラジオを聞いていた。それで「なんだか貴族みたいな名前だし、声の通りもよいから、貴公子みたいな見た目のオペラ歌手なのかな」と、ラジオの向こうの想像上の伊集院像が脳内に形成されていった。そしてその姿は、実物とはまったく違っていた! だからその後、伊集院さんをTVで観るたびに、腹話術の人形が喋るのを見ているような、声と見た目が一致していないような、変な違和感を覚える期間がしばらくあった。

 で、「いちばん最初はオペラ歌手だと信じ込んでいたけど、いつ「違う」って気づいたんだっけ……」とか思いながら、55周年記念の番組を聴いたのだった。

 番組は、『ANN』の2部を担当した人たちが代わる代わる出てきて、当時の思い出を語る内容。僕は当時聞いていないので、懐かしがりようもないのだが、「OH!デカナイトの合間に流れるCMで番組名は聞いた記憶あるなぁ」とか「久保こーじさんはOH!デカナイトにもよく出てたなぁ」とか、記憶を刺激されるところはあった。

 芸人でもなんでも無い人がラジオの枠を与えられていたこととか、警察に怒られるような無茶な企画もやっていたとか、今だったら出来ないような番組内容を振り返る様子が印象に残った。