iPhone15
4年使ったiPhone11(2019年発売)からiPhone15に替えた。
初見では、あまり代わり映えしない印象を受けたが、数日使ううちに着実な変化が実感できて気に入った。
最初に感じた利点は、持ちやすさ。iPhone11時代は、筐体下部を小指で支える、やや不自然な持ち方をしていた。一方iPhone15は、画面サイズそのままに一回り小さく軽くなったため、手の中に綺麗に収まるようになった。
次に、ディスプレイの良さ。iPhone11は「液晶」だったが、iPhone15では「有機EL」となり、発色が美しくなった。一日に何度も見るものなので、嬉しい変化。
そして、画面上部にDynamic Islandが付いた。音楽再生時にタップするとミニ音楽プレイヤーが表示され、ちょっとした操作が便利になった。
あとは、接続端子がLightningからUSBタイプCに変わった。これは待ち望んでいた変化なので嬉しい。
かつての成長期のスマホのような劇的な変化ではないが、普段遣いの道具として、完成度の高まりを実感できた。満足。
Twitterからの乗り換え先、マストドンとBluesky
- 2023年7月26日:「どんどんおかしくなっていくTwitterを我慢して使い続けるのも何か違うな~」と思ったので、もうTwitterは辞める。乗り換え先の候補として、fedibird(マストドン)とBlueskyを使い始める。
- 2023年8月30日:登録している知り合いも多いので、乗り換え先はBlueskyが有力となる。
『エゴン・シーレ展』感想
僕的にはあまり馴染みのない画家なのだが、名前だけは、アニメの画の話題にときどき現れるので、意識していた。最近だと、『Newtype』2023年2月号でアニメーターのなかむらたかしさんが話題にしていた。なので「折角の機会だし、実物を見てみるかな」と足を運んだ。
展示内容は、シーレの人物画と風景画。それに加えて、彼の近くに居て影響を与えたクリムトや、同時期に活躍した画家たちの作品も展覧。シーレが生きた時代の芸術界の空気が感じられるような展示だった。国は違うが、生まれた年がラブクラフトと同じだったので「あの辺りの時代か~」と思ったが、シーレは28歳の若さで亡くなったと知り驚いた。
展示されたシーレの作品をざっくり分けると、背景の隅々まで厚く塗られた暗い画と、あっさりした塗りの明るい画があり、僕は前者の方に惹かれた。『自分を見つめる人II(死と男)』と『啓示』が特に気に入った。全体的に、濁った色、綺麗でない肌色、角ばった手、マンガのように細いアゴなど、見た目的にはリアルではないのだけど、表面をなぞるだけではない観察力で、人の内面に迫っているような迫力を感じた。あと、作品名は忘れたけど、クリムトが描いた女性のリアルな肖像画も目が釘付けになるような存在感があって良かった。
気に入った作品については、最後に売店でポストカードを買うつもりだった。そのつもりだったが、あまりにも実物の画と印象が違う。画を観た時の記憶がポストカードのチープなルックで上書きされるのが怖くて、買う気がなくなってしまった。やはりアナログの画の真価は、印刷には出ないのだなと思った。そういう意味では、クリムトの作品は画集で観ても迫力を感じるから、実物はさぞ良いものなのだろう。クリムトの絵画の実物も機会があればもっと観たいなと思った。
(2023年2月28日@東京都美術館)
『伊集院光のANN』感想
『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』の中の、33年ぶりの復活という『伊集院光のオールナイトニッポン(ANN)』をラジコ・プレミアムで聞いた。
僕は33年前にはまだ伊集院さんのラジオを知らなくて、『ANN』の次の『OH!デカナイト』の時代からのファンだ。『OH!デカナイト』のダイジェスト版の『チャオチャオ・ビッグカンパニー』という番組が静岡県の地方局でも流れていたので、そこから入った。1992年頃。中学生の時。
当時の伊集院さんは、今みたいにTVに頻繁に出るような存在ではなく、僕は伊集院さんの見た目をまったく知らない状態でラジオを聞いていた。それで「なんだか貴族みたいな名前だし、声の通りもよいから、貴公子みたいな見た目のオペラ歌手なのかな」と、ラジオの向こうの想像上の伊集院像が脳内に形成されていった。そしてその姿は、実物とはまったく違っていた! だからその後、伊集院さんをTVで観るたびに、腹話術の人形が喋るのを見ているような、声と見た目が一致していないような、変な違和感を覚える期間がしばらくあった。
で、「いちばん最初はオペラ歌手だと信じ込んでいたけど、いつ「違う」って気づいたんだっけ……」とか思いながら、55周年記念の番組を聴いたのだった。
番組は、『ANN』の2部を担当した人たちが代わる代わる出てきて、当時の思い出を語る内容。僕は当時聞いていないので、懐かしがりようもないのだが、「『OH!デカナイト』の合間に流れるCMで番組名は聞いた記憶あるなぁ」とか「久保こーじさんは『OH!デカナイト』にもよく出てたなぁ」とか、記憶を刺激されるところはあった。
芸人でもなんでも無い人がラジオの枠を与えられていたこととか、警察に怒られるような無茶な企画もやっていたとか、今だったら出来ないような番組内容を振り返る様子が印象に残った。
「Tabtter」サービス終了で途方に暮れる(追記あり)
2011年11月から利用してきた「ウェブTwitterクライアント:Tabtter」がサービス終了になった。Twitterのサードパーティ排除の動きの影響。
長年使い続けた結果、自分にとっては、「外界を認識するための感覚器官の一部」のような存在になっていたので、サービス終了によって、アプリ越しに見えていた世界がいきなり見えなくなってしまった。Twitterの公式アプリは、不便で使う気になれない。そのようなわけで、途方に暮れている。他のSNSに移るべき時なのだろうか。
2023年4月6日追記
Twilogも4月5日で記録終了となった。Twitter自体は、Chrome拡張機能「Control Panel for Twitter」を入れて使い続けている。Twitterの利用頻度は減った。乗り換え先のSNSは未だ見つかっていない。
2023年5月12日追記
TogetterがTwilogを買収した。